2007年02月22日

「ゲド戦記X アースシーの嵐」ル=グウィン著


cover
「ゲド戦記X アースシーの嵐」ル=グウィン著(岩波書店)


ゲド戦記も読み続けてくると、
5冊の中でいちばんおもしろかったなあと思った。

前半は、テナーとテハヌーのいない家にゲドだけが残っていて、
そこにハンノキがやってきて、
ゲドといろいろな話をする。

そして後半、ハンノキはゲドに勧められてレバンネン王の元へいく。

レベンネンの元には、
テナーとテハヌーが来ていた。

そこからはゲドは現れずに、
テナーとテハヌーとハンノキ、レバンネン、
そして王女セセラクたちと竜の話になっていく。


でも、いつもゲドが出てくるのだ。
ゲドのからんだ世界が舞台だから。


毎日少しずつ読み続けてきて、
このゲド戦記は、表現がうまいなあとなども思った。

竜の金属の翼がシンパルのような音が出たとか、
市場の様子なども女性が表現しているような細かさがある。

と思っていたら、
この作家は女性だったんですね!!

今調べてわかりました(汗)。


アメリカ女性でした。

女性でも、こんな長い話がかけるんだな、
体力がいるなあ〜と感心。


さて、
最後のテルーの母親としての悲しみも子離れ、子育てに通じるものがあった。

でも、何よりハッピー・ゴールインがよかったなあ。


本文より抜粋。
「「ええ、彼はその気になれば本の二言三言(ふたことみこと)であなたをしなびさせて灰にまでしてしまえるはずです。そうしないで今日まできているのは、あなたではなく、わたしへの敬意からだと思いますがね。」」

「「セセラク、あなたは船酔いなんかじゃない。酔うんじゃないかとこわがっているだけよ。(中略)風に当たって、勇気を出すの。」
「おねがい、わたしに勇気をつくって。」セセラクはハード語で言った。
テナーはいささかめんくらった。「勇気は自分で生み出すものよ。」

「技があるということは、たどるべき道がわかっているのと似ている、とハンノキは思った。」


無料で一ヶ月DVDをTSUTAYAで借りちゃおう!
posted by ちほりん at 09:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: